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こんな体験から ある医師の言葉 CAN NOT、DO NOT

この言葉が頭に残っていて、その10年後に図解になりました


印象的な言葉「「CAN NOTなの?、DO NOTなの?」

この言葉が頭に残っていて、その10年後に図解になりました  

もう、20年くらい前になると思います。

ある大学病院のシステムの載せ換えの仕事でした。
汎用機からパソコンのクライアント・サーバー型に入れ替えるために
一部の機能を変更したり追加するということでした。

私の仕事は..
変更や追加機能をユーザーの立場で分かりやすくまとめることです。
昔から図解していたので、それを見ていた人から声をかけてもらいました。

大手の汎用機メーカーのSEが何人も来ていました。
そのなかのリーダー格の年輩の人と2人でお医者さんを回り
新規システムへの要望を取材してまとめていきます。

そのまとめた資料を持って、
大学の会議で説明する場面もありました。

と言っても..
プロジェクターを使ったカッコいいプレゼンではありません。
会議室の隅に控えていて、出番に呼ばれて説明するだけです。
説明する相手は、大学の教授たちです。
若かった私はすごく緊張しました。

会議室の隅で控えていて気がついたことは..
大学病院の院長は、大学では末席だったことです。
すごい驚きでした。

10数階建の大きな病院です。
そのトップである院長が、小さくなっています。
世の中って、こうなっているんだ〜 と感じた体験でした。

大手メーカーのSEと一緒に、医師を取材するなかで、
医師からこんな言葉がでてきました。
「CAN NOT なのか DO NOTなのか?ハッキリ言ってくれ!」
とメーカーのSEに聞いています。

でも、そのSEは、何を聞かれているのか理解できていません。
反応は、トンチンカンです。

医師の発言の意図は..
 ・システムの機能として「できないのか?」
 ・システムの範囲外だから「やらないのか?」
ということです。
そこで「CAN NOT か DO NOTか?」を
聞いているのです。

汎用機からパソコンへの載せ換えが基本で、
多少の手直しをしようと言うことでしたので、
メーカーSEは、既存システムの範囲内でやりたい
という意向を背負っているようです。

ですので医師からの説明にもあやふやな返答でした。
そこで、業を煮やした医師から出た言葉です。

私は、この言葉がづーっと頭に残っていました。

そして、10年..

池袋にある懇意にしていただいているソフト会社の
会議室を借りて図解講座をやることになりました。

その会社の社員で、図解に興味がある人がいると
以前から聞いていたので「その方もどうですか?」と聞くと
社長から、その社員は「夜は出られない」とのことでした。
勤務時間外は出られないとのことです。

あまり詳しく聞いたわけではないので、
勉強しようと意欲があれば夜でも関係ないはず..
と??と思っていました。

図解講座の当日です..
夕方からの講座ですので勤務時間の終る少し前に
その会社に伺って講座の準備をはじめました。
その時に、その社員の方に会いました。

すると..
小さな子どものいるお母さんでした。
私の疑問は解消しました。

小さな子どもがいるので夜は出られないのです。

小さな子どもがいるので「CAN NOT」でした。
 ・預かってくれる人がいれば
   「できない→できる」になります。
 ・子どもが大きくなれば
   「できない→できる」になります。

この体験で「CAN NOT 、DO NOT」が
10年たって、つながりました。


仕事の場面で考えると..
 ・できなかったのか?「CAN NOT」
 ・やらなかったのか?「DO NOT」
どちらも結果は同じですが、
改善や対策は全く異なります。

●できなかったのか? 「CAN NOT」

 「できない」には2つの理由があります。
 1.できない理由があり
 2.やれる能力がない
 この2つを区別して対策を考えることができます。

 「できない理由」は、その障害を取り除けます。
 組織やツールで対策を立てることができます。
 ・障害解決の応援...障害を取り除けば良いのです。
 ・環境や道具の整備..仕組みやツールでバックアップ。

 「やれる能力」がない場合は能力アップができます。
 不足している能力を研修などで補うことができます。
 ・教育訓練の実施...知識・経験を積み上げればOKです。
 ・できる人と替える..教育してもダメなら人員配置が悪い。

●やらなかったのか?「DO NOT」

 「やらない」には2つの理由があります。
 1.やる気がない
 2.頭の中に概念がない
 この2つを区別して対策を立てましょう。

 「やる気がない」のは、自分にとっての
 「やりがい」の意味が理解できていないのです。
 ・意味や価値を伝える...目的が理解できると集中します。
 ・成果への報酬提示....報酬は手ごたえにつながります。
 分かりやすく教えることで解決に導けます。

 ただ...
 どれだけ説明しても理解できない人はいます。
 頭の中に、その分野の「概念」がないのです。
 その仕事に向かない
 根本的な問題です、解決策は1つだけです。
 ・わかる人と替える....これ以外に解決策はありません


これで..
10年越しに図解が完成しました。


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