図解で難しいのは「概念化」：池田式・図解思考

図解で難しいのは「概念化」！　池田式・図解思考

図解で難しいのは、概念を言葉で表現すること

図解というと、丸や四角を書いて矢印で結べばいいと思われがちです。
確かに図解の一つの側面ではあります。
でも、それで図解ができるでしょうか？
「図形の操作」では、図解はできません。

「池田式・図解思考」で発案を可視化して概念化する

図解するということは、
頭の中にある「考えたこと」を
言葉にして見えるようにすること。
そして、それを構造化して意味を明確にすることです。

手順としては

１．発案（想い）
頭の中に、表現したいことがある

２．概念化
　　・言語化（言葉にして）
　　　　実現したい想い・考え・アイデアを「言葉」にする
　　・構造化（カタチにする）
　　　　「言葉」と「言葉」の関係を整理して組み立てる

３．図解表現
納得できる構成ができれば、そのまま図解になる

要するに、言葉の操作！

ここをいい加減にやって
「図形の操作」だけをやってみても意味がありません。

特に問題なのは、
頭の中に「概念」が無いことです！

書くべき「想い・アイデア」が無いと書くことができないのです。

※イギリスのことわざ
　　考えていたことを上手く言い表せた時に
　　はじめて自分が何を考えていたか見えてくる。

「概念化」する出発点は、「問い？」

より良く「考える」には、「問い？」が重要です。

「考える」構造を整理すると
この４段階で考える精度を上げることができます。
　　　１．基礎知識は十分にあるか？
　　２．適切な「問い」が立てられたか？
　　３．十分な時間と労力を投入して「考える！」を実行したか？
　　４．適切な表現でアウトプットしているか？

「池田式・図解思考」で「考える」構造を整理する

出発点は、「問い？」です。
基礎知識が不足していると．．
良い｢問い？」が生まれません。

経験豊富な管理職と新人が
同じ仕事の現場を視察に行ったらどうなるでしょうか？

経験豊富な人が見ると
どんな現場でも、たくさんの「気づき」が得られます。
十分な基礎知識があるからです。

「問い？」は
　・考える出発点です
　・考える方向性を示します
　・着地点を規定します

「問い？」をもとに、
外部情報・内部情報（自分の経験）を探して、
考えるために情報を集めていきます。

そして、論理的に考え、分かりやすくアウトプットします。

　図解思考は、図解を使った論理思考です！