知らない地域の住宅地図を見せられて
「ここに行け!」と
命令されたら行けるでしょうか?
■「仕事の設計図」の階層構造
会社の仕事で、
こんなことはありませんか?
上司から「あれをやれ、ここはこうだ!」と..
前後関係も分からず
作業を指示されたらどうでしょうか?
指示された作業はできるでしょうが..
不測の事態の時には対処できません。
「自分で考えろ!」と言っても、
考える材料がなければ、
最適な対応をすることはできません。
地図のように
日本地図
→ 県の地図
→ 市の地図
→ 住宅地図」と
ブレークダウンできたらどうでしょうか?
自分の位置を確認しながら
目的地に到達することができます。
「仕事の設計図」では、これを目指しています。
■「仕事の設計図」の作成の構造
「仕事の設計図」の作成には、3つの工程があります。
1.思想設計
・経営理念、ミッション、ビジョン、クレド
・事業の「核」の技術やアイデアの整理
・強みや特徴の明確化
2.基本設計
ビジネス・モデルの構築
・「儲ける構造」の明確化
・1枚の事業概要
→事業全体の企画
→分野ごとの企画
..
事業のグランド・デザイン
3.詳細設計
オペレーションレベルの運用設計
・運用を作業レベルで具体化
・3つに表現方法
(構成図・プロセス図・定義書..他)
..
運用のアクション・ガイド
思想設計は、事業化の出発点として重要です。
基礎となる思想がブレているとウワモノは揺らぎます。
■仕事の成果を入力・部品・回路で考える
業績を決める3要素「入力・回路・部品」
社長や幹部の不満は..
・部下が指示通りに動かない
・部下が頑張ってくれない
・部下が期待通りの成果を上げない
この期待通りにならない原因は何でしょうか?
ここでラジオの電気回路で考えてみました。
より高い性能を出すために必要な事は
・アンテナ:入力信号を強くする
・電気回路:性能を高めにには回路を強化する
・実装部品:部品の性能を高める
この3つが機能することで期待した出力が得られます。
これは、仕事の現場でも同じです。
より効率的に効果的に成果を上げるために
・入力:仕事の指示
・回路:仕事の仕組み
・部品:社員の意慾と能力
この3つで考えてみませんか!
■仕事の設計図の具体化
※当社では、「考動知図(こう・どう・ち・ず)」とよんでいます。
1.業務構成図
業務を理解していく入り口であり業務のメニューです。
仕事の全体を俯瞰する入口となります。
2.業務プロセス図
人・物・事・情報をもとに、何を・どうするかを追いかけます。
業務単位に、登場人物同士の接触の仕方を表します。
3.作業手順書
詳細な作業手順を上から下へと展開します。
図解や写真で詳細な行動の仕方を表現します。
4.考動知シート(こう・どう・ちシート)
現場で発見した知恵を書き溜めて共有・伝承します。
知さな発見でも500個・1000個と貯まれば競争力を生むノウハウとなります。
ここで紹介した「やり方」は、一般的なものです。
業種や業務によって、会社によって、様々な「やり方」工夫することが必要です。
どうやったら良いのか、社内の知恵を集めて組み立てることが必要です。
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簡単に言うと..「仕事の教科書」です。
新人に、仕事を教える時に..
教える人によって、結果が大きく違います。
よく「お前の教え方が悪いんだ!」と言われますが..
教える内容が違うので、教え方も違ってくるのです。
どう仕事をするかは、会社で統一されていない場合がほとんどだからです。
教科書が無いと、何を・どうやって教えた良いのか分かりません。 |
会社を動かすソフトウエア
仕事の設計図の構造
会社が変われない理由(仕事が見えていない)
仕事の設計図の必要性
仕事の設計図