現場が、
どのように行動して
成果を上げているか
細部まで理解していますか?
結果が出さえすれば、
やり方はどうでもいいと考えていませんか?
会社が、
組織として
業務プロセスをコントロールできていますか?
業務プロセスの良し悪しは成果に直結します。
成果はコントロールできません。
コントロールできるのは、業務プロセスだけです。
業務改善して、会社が成長する、変わっていくには
現状を正しく理解することが必要です。
■会社が変われない2つの理由
結果オーライ体質では、業務改善できない。
・現場に頼り切る運営
組織として現場が見えない、
ノウハウの蓄積ができない
・売上数字だけの管理
業務プロセスを軽視する、
叱咤激励で乗り切るしかない
この2つがあると、間違いなく業務改善できません。
こう言い切ると反論が出てきそうですが..
間違いありません。
精神論や根性で改善しろと社長が指示しても
・今やっている作業を長時間やる
・目の前の作業を頑張って量をこなす
・小手先のの部分最適な改善案を出す
ということになってしまいます。
成果につながる改善行動には、つながりません。
今のやり方(プロセス)に
・問題があったり
・実情に合わなくなったり
している場合には
「もっと頑張ってくれ!」というだけの会議には
何の意味もありません。
これは、現場担当者に一方的に責任を問うても意味がありません。
組織として、仕事の仕組みをコントロールしていないことに原因があります。
必要なのは「成果につながる行動」です。
結果の出るプロセスです。
再現性の高いプロセスです。
目先の結果だけを追い求めるとじり貧になります。
■プロセスを「White-Box化」する
仕事が見えていないと言うと、
「うちは見えている」と反論も多いと思います。
長くSEとして業務取材をしてきた体験から、
会社が組織として
仕事を見えるようにしている会社は
ほとんどありませんでした。
優秀な個人の頭に入っていて、
個人の力量に頼って
動かしているのが、多くの会社の現実です。
「可視化」すると言うことは
・組織として
・仕事のプロセス把握し
・コントロールできるようにする
ことが「できる!」ということです。
見えることで、
情報を共有して同じ土台の上で話し合い
改善のアイデアを出すことができるのです。
見えないと、精神論・根性しか手がありません。
組織として仕事が見えていないと..
個人が仕事の現場から得られた知恵を
「組織知」として蓄積していくことができません。
■ギルブレスの動作研究
ダイヤモンド社のビジネス情報サイトを参考にしてください。
フランク・ギルブレス&リリアン・ギルブレス動作研究の先駆者
http://diamond.jp/articles/-/5136
ギルブレスがレンガ積み職人として
働き始めた17歳のときから作業の単純化を
考えていました。
一緒働く多くの職人から
作業の進め方を学びました。
考えたことは
・教える人によって方法が違う?
・誰のやり方が正しいのか?
・私が親方なら最も良いやり方の人を探して
他の人にもやらせる!
でした。
そこでやったことは
・一連の動作を細かい要素に分け、
・個人差のあるレンガの積み方を記録、観察し、
・最も効率的な方法を割り出した
と言うことです。
社員と一緒に、業務を可視化して業務改善し続けましょう!
会社を動かすソフトウエア
仕事の設計図の構造
会社が変われない理由(仕事が見えていない)
仕事の設計図の必要性
仕事の設計図