成長し続ける業務マニュアル作成
経営者が望んでいることは
1.自分のやりたいことを、正しく実行してくれる部隊が欲しい
2.新人を採用したら即戦力化して、採用投資を減らしたい
3.優秀な人のやり
方をみんなで真似て、実力の底上げをしたい
4.現場の発見やトラブル対処から改善し、社内で共有したい
5.不良品やトラブルを発生させないために、プロセスをコントロールしたい
この5つです。
このために
「やる気を出せ!」とか「しっかりやれ!」と言うような
精神論や抽象的な指示ではなく、
成果の出る具体的な行動の仕方を教えるための道具が必要です。
■社員が期待通りに動かない理由
部下を指導する時に
・知識が不足していれば、
「知識」を教えれば良いのです
・能力が不足していれば 訓練すれば良いんです
・ツールを使わせたり、バックアップすることで 上手くできるようになります
・できるようになったら、 自分で考えて仕事の仕組みを変えてもらうんです
・自分で考えて、 仕事の仕組みを変えて、成果が上がれば仕事は楽しくなります
それが基本です。
■社員が期待に応えてくれない 対策
ロボットのように動けと命令されるから、
・やる気にならないんです
・自分で考えて工夫もしないんです
・責任を感じることもありません
だから、成長もできません。
多くの社員は普通の人です。
「結果の出せる具体的な行動」の仕方を教えてもらえれば
結果を出せます。
でも、多くの会社では社内に
「何を・どう」教えたら良いのか
整理してまとめていないのが現状です。
だから、
教える人によって教える内容が違います。
当然、結果も違ってくるのです。
■基本は「脱・属人化と属人化」
解決の鍵となるのが「脱・属人化」です。
誰でも、
・成果の出る手順
・上手くやる方法
を知って習熟すれば一定の成果を上げられる。
ことで属人化の不経済なコスト体質を改善することができます。
では、すべての仕事を「脱・属人化」できるのでしょうか?
できません!
また、やってはいけません。
個人の人間性や専門性から生まれる
・個性
・応用
までをマニュアル化することはできません。
優秀な人には、トップを走ってもらい
「組織の標準(サービスレベル)」を高めてもらいましょう。
ここが「属人化」が必要な部分です。
新人には基本をしっかり教え、
・現場で一定の成果を出せるように
・仕事の全体の中での位置づけを理解し
・改善のアイデアを出せる状態にし
現場に送り込みましょう。
そして
社員全員がコツコツ積上げたノウハウで、
・会社の競争力を高めたい
・会社を成長させたい
を実現することです。
これを実現する方法が「成長する業務マニュアル」です。
■要するに「仕事のプラットフォーム」を築くんです
仕事のプラットフォームは、知的資産を積上げる土台
(現場の知恵・ノウハウを知的資産として積上げる)
こんな目標を持っている会社には「知的資産」の蓄積が必要です。
1.他社と差別化したい、「強み」を持ちたい
2.持っている技術でFC展開をしたい
3.将来、会社を売りたい
4.後継者に、安定した状態で引き継ぎたい
技術やノウハウが
社長や一部の幹部の頭の中にある状態では、
・その人がいなくなると無くなってしまいます
・人に教えるとしても、その人しか教えることができません
・その人と、その人以外で仕事の結果も違ってきます
これでは、「我が社には、技術がある!」と言っても、とても不安定です。
あるソフト会社では、優秀な社員が仲間を連れて辞めたら、技術力が無くなってしまった例もあります。
工場の技術者が、独立してしまい顧客ごと技術も失った例もあります。
「知的資産」というと、特許権や商標権などに代表される
知的財産を思い浮かべられる方が多いと思います。
でも、それだけでなく
人的資産、組織力、経営理念、顧客とのネットワーク、技術
ブランド、営業秘密、ノウハウ等のことで、
財務諸表には表せない目に見えにくい経営資源の総称です。
経済産業省 知的資産・知的資産経営とは より
経営者の望んでいることを実現ために
成長し続ける「仕事のプラットフォーム作成しましょう。
コツコツと積上げていくことで
競争優位を築く
「強み・USP」になっていきます。
仕事を構造化して、文書で見えるようにし「改善できる土台」を創りましょう!
【お客様の声】
私は現在、中堅食品メーカーの工場を担当しており、ここ数年、大手メーカーを含む工場の
ターンアラウンドの仕事に約10年携わっております。せっかくの能力(人、設備、技術など)を
もっているのに、それを有効に発揮できず、会社も従業員も不遇な状態というところが世の中とても
多いと感じます。図解で伝えていくことの有効性を実感しました。(日本○○フード・○○工場)
私は知的障がいをもった社員と接することが多く、仕事の標準化や体系化、構造化と図解が
非常に有効だと感じています。いわんや健常者をや、です。(研修担当)
現在の業務を図解化したいと考えております。従業員の誰が見ても分かる業務フロー⇒ベクトル一致へと
繋げたい。および、問題箇所、改善必要箇所の抽出。(ゲーム機製造業)
考えていること行動の可視化は、社員のみならず、パート教育にまで非常に有効かと思います。
事業所拡大に向け、社員教育が非常に重要な課題なのですが上手く行っていません。(飲食業)