高年齢者雇用安定法により、
「65歳まで全員雇用」が義務化されました。
大企業・中小企業を問わず、あらゆる企業は、希望する従業員を全て、
「65歳まで雇用」しなければならないのです。
中小企業の社長の本音は「いい迷惑だ!」です。
少人数でやっている中小企業で雇用が義務化されたら辛いです。
できる人なら何歳でもOK。
できない人に、長く居座られても困ります。
資本主義は、自分の能力だけが頼り
「私は、こんな困難な状況にいます」
・不当解雇反対
・派遣切り反対
・世間は冷たい
「私には、享受する権利があるはず」
・会社がやってくれない
・行政が悪い..
・法律が悪い
状況は、理解できます。
気持ちも分かります。
でも、資本主義の社会です。
自由競争で決まっていくんです。
資本主義は、その人の能力や、生み出した成果のみが問われるのです。
愚痴を言えば言うほど自分だけが辛くなります。
愚痴を言った相手から、こう言われます。
「だって、たいして能力を磨いていないでしょ」
「だって、たいした業績をあげていないでしょ」
「だって、会社のために何もしてないでしょ」
「だって、たいして上司の役に立っていなかったでしょ」
「だって、若いときに気楽に楽しんでいただけでしょ」
「だって、勉強代に身銭を切らずにケチっていたでしょ」
「だって、...
これに反論できるだけの蓄積をしておかないと
中高年になって、高齢者になって
満足できる働く場所を得られません。
若い時に、どっちで働いていましたか?
仕事の実力を計る時に、経験年数ががありますが、
今は、ほとんど役に立ちません。
習熟度を高めることが仕事だった時は、
長く体験すればするほど、実力も上がりました。
結構、相関関係はありました。
でも、今は..
長く体験して習熟度を高めることではなく
その仕事の現場で
・気づき
・考え
・行動して
・どんな成果を上げたか
が問われます。
指示された作業をやるだけでなく
自分で考えて行動して
1.成果のでる手順
2.上手くやる方法
を積上げることが大切です。
問題は..
上司に指示されたことを
・指示されたことを
・疑問も持たず
・自分で工夫もせずに
・一生懸命にやったと思う
という人です。
これでは、中高年になって高齢者になって
仕事が無くなります。
誰でも、
20代の働き方
30代の働き方
40代の働き方
..
年代によって働き方が違います。
60歳を過ぎて、定年になった。
では、再雇用してもらい
若い時と同じように
プレーヤーとして現場に出られますか?
出られる業種や職種なら良いのかもしれません。
でも、多くは
マネージャーやスペシャリストとして活躍していた後に、
60歳の後半、70歳代になって
現場でプレーヤーとしては働けません。
年金もあてにできない時代には
働ける間は、働くことが必要です。
どうせ働くなら、
より納得できて
社会に役に立つ働き方をしたい
と思います。
ある程度の年齢になったら
若い時から積上げたノウハウを商品化して
「ティチャー」になることを勧めています。
現場に戻ってプレーヤーとしてより
自社の若い人に教える
業界の若い人に教える
ことで人生終盤を充実させることができます。
もう、自分で自分のビジネスマンとしての
人生設計をしなければなりません。
働き方を意識していないと..
中高年で選択肢が狭まってしまいます。
働き方を意識して変化させることが必要な時代になってきました
若い時から、未来を意識して準備することが必要です
自分で、自分のビジネスマンとしての人生設計をしましょう!
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