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頭の中のモヤモヤを、どう整理するのか
現場経験から生まれた「4つの手法」
「池田さんって、どうやって図解しているんですか?」
ときどき、こんな質問を受けます。
でも、実は特別な勉強をしたわけでもありません。
絵のセンスも、正直ありません。
ただ一つ言えるのは、
仕事の現場で気づいたことを、
毎日こつこつ図解して書き溜めてきただけ、ということです。
1.なぜ、図解を続けてきたのか
理由は、とても現実的です。
これまで多くの会社で仕事をしてきましたが、
トラブルが起きたとき、
真の原因を見ないまま、現場担当者の「やる気」や「能力」の
問題にすり替えられる場面を、何度も見てきました。
担当者は、
「以後、気をつけます」
と言うしかありません。
それが“解決策”になってしまう。
当然、同じ問題は再発します。
社員にとっても、会社にとっても、
時間もお金も、感情的なエネルギーも無駄です。
「これは、もったいないな」と強く感じました。
2.考えたことは、図解で“構造”を見えるようにすること
そこで私は、
上司も、担当者も、
一緒に問題の構造を見られるようにしたいと思いました。
仕事の成り立ちや、
問題の背景・要因を図解で整理すると、
「どこに問題があるのか」を
立場に関係なく、誰でも冷静に探れるようになります。
そのために、
仕事の現場で
気づいたことを1枚ずつ、図解として書き溜めていきました。
最初は、正直うまくいきません。
試行錯誤の連続です。
でも、枚数が増えてくると、
「あ、こう考えると整理しやすいな」
という共通したやり方が見えてきました。
それが、今お伝えする「4つの手法」です。
3.現場経験から生まれた「4つの手法」
手法@ 言葉にする
まずは、言葉にしないと始まりません。
すべての出発点です。
ここで試されるのが、語彙力。
考える力は、使える言葉の数に大きく影響されます。
とはいえ、安心してください。
強力な味方があります。
それが「辞書」です。
国語辞典、漢和辞典、類語辞典、和英辞典…。
今はネットで簡単に引けます。
思いつくたびに、どんどん調べてください。
手法A 広げる
出した言葉を、少し高い視点から眺めてみます。
俯瞰することで、見える範囲が一気に広がります。
・類語を探して、意味を広げる
・反対語や対立概念を考える
・立ち位置を変えて見直す
・あえて否定してみる
こうした揺さぶりが、思考を豊かにします。
手法B 深める
次は逆に、絞り込んで具体化します。
抽象的なままでは、図解にはなりません。
・具体例
・事実
・行動レベル
まで落とし込みます。
うまく具体化できないとしたら、
そのアイデアは、まだ練り込み不足です。
手法C まとめる
最後に、整理します。
まとめ方には、いくつかの型があります。
・意味が近いものを集めて、名前をつける
・因果関係で並べる
・時間軸や手順で整理する
・対立する概念を並べて比較する
この「まとめる」作業をすると、
必ず2つのことが見えてきます。
・足りない情報は、空白として見える
・関係がおかしい部分は、違和感として浮かぶ
あとは簡単です。
足りないところは足し、
間違っているところは直せばいい。
4.「4つの手法」は、行ったり来たりでいい
この4つの手法は、
1→2→3→4と一直線に進むものではありません。
行ったり来たりしながら、
相互に影響し合い、
少しずつ完成度が高まっていきます。
まずは、100枚
頭の中にモヤっとしたものが浮かんだら、
この4つを思い出して、やってみてください。
図解は、才能ではありません。
練習量です。
まずは、100枚。
しっかり作ると、
見える景色が確実に変わります。
それは、私自身が現場で実感してきたことです。
0019 ⇔ 0021
有限会社 テオリア
経験をコンテンツ化して「強み」資産へ
図解思考コンサルタント
池田 秀敏
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