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作業の「PDCA」 品質管理のサイクル

PDCA

図解:作業の「PDCA」 品質管理のサイクル
  
      PDCA cycle (plan-do-check-act cycle)
      第二次世界大戦後、品質管理を構築したウォルター・シューハート(Walter A. Shewhart)、
      エドワーズ・デミング(W. Edwards Deming)らが提唱した。
      このため、シューハート・サイクル(Shewhart Cycle)またはデミング・ホイール(Deming Wheel)
      とも呼ばれる。PDCAサイクルという名称は、サイクルを構成する次の4段階の頭文字をつなげたもの
      である。事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。
      Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の4段階を繰り返すことによって、業務を
      継続的に改善する。
      1.Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する
      2.Do(実施・実行):計画に沿って業務を行う
      3.Check(点検・評価): 業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する
      4.Act(処置・改善): 実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする
      出典:PDCAサイクル - Wikipediaの解説参照


もう、説明する必要は無いかと思いますが..

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ Plan (計画)
――――――――――――――――――――――――――――――
どうやるか 計画
 ・具体的な作業を決め
 ・実行の手順を決め
 ・分担・日程を決め
関係者で共有する。

より良い計画をたてるには、知識・経験が必要です。

新人より経験者の方が、
具体的で実効性の高い計画が立てられます。
計画の質は、蓄積の「差」です。

できる人は、たくさんの「引出し」を持っています。
失敗した経験から、どこで問題が起きやすいか、障害のレベルは..など
過去の経験を活かすことで、より良い計画が立てられます。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ Do  (実施・実行)
――――――――――――――――――――――――――――――
計画に従い 実行
 ・担当者の習熟度を確認し
 ・計画通り進める

良い計画は、実行しやすく、
ダメな計画は、途中でとん挫します。
無理な計画は、
最初から現場のみんなが「ダメだよね!」って思ってます。

でも、社長や上司の指示なので「ダメ!」と分かっていても止められません。
やらざるを得ないのです。
そして、現場の想定通りに失敗します。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ Check(点検・評価)
――――――――――――――――――――――――――――――
計画を元に 検証
 ・計画と現実を比べる
 ・進展度を確認する

抽象的な計画は、実行できないし、
計画と実行を比べられない・検証できません。
何ができなかったか?、どこまでできたか?、誰ができなかったのか?
どこが悪かったのか?
個別具体的に、計画と比べていくことが必要です。

抽象的な計画や、無理な計画をたてた場合は、
しっかりしたチェックができません。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ Action (対策・改善)
――――――――――――――――――――――――――――――
過去の蓄積から 対策
 ・状況分析・原因究明し
 ・最適な解決策を立案
「考える材料」、「打つ手」の豊富さで決まる

PDCAサイクルの「P 計画」を、どう変えたら良いか考えます。
それには、
 ・現状の問題を正しく分析すること
 ・効果的な対策を立案すること。
これを行って、新しい計画に変更していきます。


ここで、疑問が湧きました...

●疑問1
  具体的な作業計画を立てられると言うことは、
  読み切れた仕事と言うことです。

  知識・経験があり「何をしたら良いか、難易度は、障害は、コストは...」
  が読めると言うことです。
  新しい企画や提案をする時、経験のない仕事をする時に
  どうしたら良いのでしょうか?
  そこで、「PDCA」の上位概念を考えました。
  仕事の「QVSA」 問題解決のサイクル →「PDCA」 詳細


●疑問2
  「PDCA」の「A」って具体的に何をするのでしょうか?
  言葉では「Action (対策・改善)」ですが..
  よく分かりません。
  具体的にどうするか考えました。
  「PDCA」 → 学習の「ARST」 知的生産のサイクル 詳細



成果を上げている会社は、計画が具体的です。
明確な言葉で行動を具体的な作業で定義できています。
抽象的な言葉と精神論、願望の数字が並ぶ計画は作りません。

でも、
どんなにしっかり計画をたたても予測できないことが起こります。

その時に、しっかりした計画があると
 ・状況判断を、誤ったのか?
 ・前提条件が、違ったのか?
 ・計画に、無理があったのか?
発生した問題やトラブルから学ぶ事ができます。

それを元に
次の対策が立てやすくなります。

抽象的だったり、無理な計画で根性論の乗り切ろうとすると..
誰も計画を「建前」だと考え、本気になりません。
失敗からも学ぶことができません。

失敗から学べないので、
未来に向けての蓄積もできません。

個人も会社も成長していくには、計画をしっかり立てることが必要です。
しっかりした計画をたてるには、過去の蓄積が必要です。

 
  作業の「PDCA」 品質管理のサイクル
  仕事の「QVSA」 問題解決のサイクル →「PDCA」 詳細
  「なぜ?」を5回繰り返し原因を探る手法 「QVSA」と「PDCA」  詳細
  「PDCA」 → 学習の「ARST」 知的生産のサイクル 詳細
  「ARST」 → 理想の「MPVA」 人生開拓のサイクル 詳細
  理想の「MPVA」 人生開拓のサイクル → 「QVSA」  詳細

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