会社は、どんな人を採用したいでしょうか?
図のように..
これまで10年間、〇○社で営業をやってきました。
自分なりに一生懸命やってきました。
一身上の都合で退職することになりました。
子供も小さく、介護する親もいます。
どうしても、御社に採用してもらいたいと思います。
と、面接に来た人がいたとします。
この人に魅力を感じますか?
確かに働かなければならない事情は分かります。
でも、採用するでしょうか?
会社は
・ボランティア団体ではありません
・社員の生活維持装置ではありません
一生懸命に頑張ります!
と言われても期待出来ません。
会社が人を採用する目的は...
会社の仕事の仕組みに、社員の能力を投入して、経済価値を生み出すこと!
なんです。
だから会社は
・能力の高い人が欲しいのです
・自社の仕事の仕組みにマッチした人が欲しいのです
・会社の仕事の仕組みを改善してくれる人が欲しいのです
業績を上げるためなのですから当然です。
だから..
採用して欲しい人は
・能力の分野
・能力のレベル
・裏付けとなる事実
を伝える必要があります。
だから
・こんな能力があります
・こんな技術があります
・こんな経験があります
・こんな実績があります
と、伝えることが必要です。
「〇○社で、10年営業をやっていました」
これでは..
能力の分野もレベルも実績も明確にしていません。
採用側は..
自社の仕事にマッチする人材か、業績に貢献できる人材か?
判断できません。
少なくとも10年以上の社会経験があるなら
・自分は何をやってきて
・そのから何を学び
・どんな専門家なのか
・どのように業績に貢献するのか
積上げた、知恵やノウハウを提示する必要があります。
それができないと..
会社の指示に従って、「時間給で働く人」と思われてしまいます。
「稼ぐ人、安い人、余る人」あなたは、どの人になりますか?
同じ仕事をしていても、毎年昇給してもらえると思いますか?
人を大切にする会社で働きたい、そう思っていませんか?
今の能力で、いつまで同じ仕事で働けるでしょうか?
社会の変化が働き方・生き方を変える
人材にとって、これからは厳しい時代へ