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可能性をデザインせよ!

上手く行かなかった経営者

会社は、経営者の価値観・考え方が大きく影響する

新規事業が上手くいかないと、
現場の担当者が責められる例が多いのですが...

実は、担当者以外にも多くの原因があります。
その中で、最大の原因となるのが経営トップにあります。

とても魅力的な経営者がいる半面、
これでは??という方も中にはおられました。

やればできる実力があるのに、
上手く行かない、もったいないと思える場面もたくさんありました。

ここでは、極端な事例を紹介させていただきます。

すべて私が、実際に体験したことです。


1.『大企業の下請けをやっていた』...それが自慢の元工場経営者

大企業の下請けをすることが、優秀な会社・工場の証なのでしょうか?
大会社....これが、彼には自慢の種だったのです。
確かに大企業が技術や生産能力を認めたので、下請けになれたのでしょうが...
でも、大企業の生産調整やコストダウンの調整弁に使われて、結局は工場閉鎖しました。
自慢だった大企業に裏切られても『大企業の下請け』が自慢だったのです。

工場を閉鎖したので、社長1人になって本当にゼロからのスタートでした。
私は、直接仕事の関係は無かったのですが、仕事先で会うことがありました。
挨拶をしたり、相談をされる関係になっていました。

総合してみると...
  ・新しい仕事の全体像を理解できない
  ・仕事の意味や目的から、具体的な行動に落とし込むことができない
  ・何を、どう、どこから手を付けたら良いのか?、考えられない
...これが現実でした
仕事の仕方を理解していないのです。
考えて、仕事を組み立てたことが無いようです。
 
大企業の下請けとして長年工場を経営してきた...経営していたのでしょうか?
現実は、大企業の下部組織の末端の管理職として。
大企業から降りてくる指示通りに生産して納品するだけだったの役割だったのでしょう。

下請けとしての仕事が長かったので、”下請け作業=仕事”なのです。
指示されたことを一生懸命やることが仕事の中心だったのでしょう。
自分から『何を・どうるか」を考えることの必要性も理解できないようです。

...私には直接関係ありませんでしたが...考えていた事業が立ち上がらなかったようです。


2.○○大学の法学部に入りたかった...学歴コンプレックスの社長

その社長はまったくのゼロからスタートして、
2年ほどで年商を数億単位にした行動力のある社長でした。
代理店も全国に十数ヶ所に増えていき本部の社員数も30人近くなり、
代理店と本部との関係を円滑に進めるためのコンピュータシステムの導入を考えていました。
そのために、業務の見直しをすることなりました。
そこで、私に声がかかりお手伝いさせてもらうことになりました。

その社長は、行きたかった○○大学の法学部の受験に失敗して行かれませんでした。
それがコンプレックスになっていたようです。

そこに、憧れだった”○○大学の法学部卒”が中途入社してきました。
彼は新卒で大企業に入社し、年齢とともに関連会社へ...その後、退職へ..
私がお手伝いする会社に入る時には、数年の就職浪人の期間があったようです。

話しても、どう考えても管理職には向かない人でした。
打ち合わせでの発言も、要領を得ない、内容の無い...元大企業をちらつかせるだけでした。
会議が無駄に空回りしました。

でも、その社長は、その人を重用しました。
その人の言う事を優先して聞くようになり、関係する人たちの仕事が滞ってきます。
そのことを進言しても、聞く耳を持ちません。

当時、その社長は60歳近い年齢でした。
その人が来るまでも、もっと有名な大学卒も中途入社でたくさんいましたが、
憧れの、○○大学法学部卒のコンプレックスから抜け出せなかったようです。

...会社が傾いたことは言うまでもありません。


3.『理屈はいらない、実務家が欲しい』と言う社長

この仕事をしていると、いろいろな人に新規事業のついて相談されます。
以前の関係した会社の社員だった人が、転職するたびに私に連絡してきます。
2年ぶりくらいに私に電話してきて『意見を聞かせて』とのことで会いました。
資料を見せてもらって、説明を受けたのですが、
着想も良いし、使用している設備などもしっかりしているようでした。

でも、見込み客に、そのビジネスをキチンと説明して、
その価値を理解して購入に結び付けるには物足りない説明資料でした。
事業としての組立ても弱いし、上手く伝える表現もできていません。
もう一歩の踏み込みが必要だと感じました。

そこで、「これだと上手く説明できないでしょう、協力しましょうか?」と「言うと、
彼は、
  『うちの社長は、実務家だから理屈はいらない、売ってくる人を探している』
とのことです。

その上手く売るために、見込客に興味を持ってもらい、理解してもらうために、
事業のシステムとしての完成度を高めましょうと言うことなのですが、
それは実務ではないようです。

1年半ほどして、また同じ彼から電話があり『相談にのってくれ』とのことです。
新しい仕事の事など聞いた後に、『この前のビジネスは?』尋ねると...
ダメだったとのことです。
営業マンをたくさん入れたけれど、広がって行かなかったとのことです。

予想されたことです。
仕事のシステムとして完成度が低いことと、
説明資料にキャッチコピーが並ぶのですが、その裏付け・証明が
体系化されて記述されていないのです。
なので説明を受けても「へ〜、面白そうだよね」で終わることが多いのです。
自分のお金を出そうとする人は、しっかり見ています。

ビジネスは理屈です。
その理屈がしっかりした上で、体力勝負です。

理屈抜きで一生懸命に頑張ることだけが、成功のパラメーターを思っている人がいます。
これだと事業のシステムが弱くなり、協力者も増えにくいし、利用者も増えないのです。

...これからの事業は、考えて差別化する時代です。どう頑張るかが重要です。


4.長年やってきた下請け仕事の感覚から抜けられない社長

数社が集まって、新しい会社を起こそうと言うことになり声をかけられました。
核になる会社は、商品の販売と工事の下請け仕事を続けてきた会社です。
その会社を中心に数社が集まってとなり、
私も、以前から親しくさせていただいている社長から声をかけられました。

そこで、初めて顔合わせをすることになりました。
その会場は、その核になる会社の事務所と決まり予定通り集合しました。
でも、13:00集合にその社長は15分遅れてきました。
『遅くなって申し訳ない』の一言もなく、初顔合わせの会議を始めようとしました。
会社の社長ともなれば、緊急な要請もあるでしょうし、
顧客訪問時に長引くこともあると思います。
遅れたことはかまいませんが『遅れて申し訳ない』の一言があってしかるべき場面です。
20年以上社長業をやっている人ですから....
その人にとって約束の時間に遅れると言うことは日常的なことなのでしょう。

でも、そんな社長も公の仕事では遅れることはないでしょう。
彼の頭のかなには、仕事をくれるお客と、仕事を出す下請けの構造が固まっているようです。
一緒に新しい事業を起こす仲間は、「仕事を依頼してくれる人」ではないので
”下請け”と同列の扱いなのだと感じました。
当時の私は若く、その社長との年齢差がかなりあったこともあると思います。

下請けになれきった人は、
  自分の上流の元請けには、悪い言い方ですが「ヘイコラ」します。
  自分の下流の下請けには、これも悪い言葉ですが「ヘイコラ」を暗黙に要求します。
ですから、事業のアイデアが良くても
同列で組んで仕事をするという意味を理解できていませんでした。
協力者を巻き込んでいく”コラボレーション”で仕事を進めていくことは難しいと思います。

その後、私に声をかけてくれた方のこともあり、2度ほど顔合わせをしました。
でも、前に進めませんでした。
結局、私は抜けさせてもらうことにしました。
...その事業は立ち上がらないで終わったようです。

図解:事業成功に必要な「サンクス。サーキット」

簡単な事なんです。
一人でできる仕事はないので、必ず誰かの協力が必要です。
その仕事の連鎖の中で
 誰かが「こんちくしょう!」と感じたら..
もう、その仕事は上手く行きません。

公共や大手企業からの下請けを長くやっていると
麻痺していることが多いようです。



これまでたくさんの経営者の方のお手伝いをさせていただきました。
会社の規模が小さくても魅力的で活動的な方がたくさんいます。
若い時から、たくさん勉強させていただきました。


ただ、ここで紹介させていただいたような事例もありました。

やろうとしていることと、
それを実現するための「方法・手順」の選択が間違っているのです。

とても、もったいないと思います。


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